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エピローグ
夢が奇跡を紡ぎ出すのであれば・・・・ ・・・その夢から・・私が醒まさせてあげる・・ 願いが奇跡を生むのなら・・・ ・・・私は心の底から願う・・・ ・・・・・奇跡の終わりとそして始まりを・・・・ 〜SIDE A〜 真っ暗な世界だった。 何も見えない、何も聞こえない。 少し寂しかった。 もしかしたら・・・・ 悲しかったのかもしれない・・ 後悔していたのかもしれない・・ でも、ボクは満足だった。 白い雪が真っ赤に染まるのを見届けて ボクは旅立った。 もう戻る事はない・・・そう思った。 ・・・・いや・・その筈だった。 でも・・遠くから光りがボクを追いかけてくる。 逃げる事は出来なかった。 貴方にも・・・悲しい現実を見せてあげる・・・ ボクはどこに居るんだろう・・・。 眩しい・・目を開けてられないよ・・・・。 体も動かない・・・どうして・・? どのくらい時間が経ったのかな・・・。 寒いよ・・・・こんな感覚は久しぶりな気がする・・ ボクはもう1度目を開けてみた・・・。 今度は何とか大丈夫だった・・・。 天井が見える・・薄暗い天井・・・ 手を伸ばそうと思ったけど、何かに引っ掛かって動かない・・・。 起き上がろうとしたけど出来なかった・・・。 ボクはどうしてしまったのかな・・・? もう1度もがいてみた・・でもやっぱりダメだった・・。 見えるのは天井だけ・・・。 でも、少しづつ体が感覚を取り戻してくる。 ・・・・ボクはベッドで寝ているんだね・・・。 ようやくその事に気がついた・・。 ただ、相変わらず体は動かない・・・。 いや・・・動かせないんだ・・・。 ボクの両足と両手・・そして首は何かで固定されている・・。 そして・・この寒さ・・。 ボク・・何も着てないのかな?・・・。 「・・・・・・・・・」 声を出してみた・・。 でも・・声は出てこなかった・・。 どうして・・?喋れないよ・・・。 何度も何度も繰り返してみた・・。 でも・・掠れた息遣いが聞こえてくるだけだった・・。 その時・・ドアが開く音が聞こえた・・。 でも・・ボクはそれを見ることは出来なかった・・。 靴の音が近づいてくる・・・・一つじゃない・・・・。 そして・・部屋の灯りが点いた・・・・。 いきなりの眩しさにボクは目を閉じる・・・。 瞼に当った光が痛かった・・・。 そして・・もう1度・・恐る恐る目を開いた・・・。 電灯を背に二人の大人がボクを見下ろしている・・・。 そして、一人がボクに掛かっていた布団を剥ぎ取った・・・。 寒かった・・凍えそう・・・・・。 ボクは「寒いよ・・」って叫んだ・・。でも・・やっぱり声は 出なかった・・・・。 「おやおや・・まさか目を醒ますとは・・・」 「全くだ・・これは奇跡と言う奴なのか・・・」 二人の人はボクを見て驚いてるみたいだった・・・。 「ふふ・・まぁ・・意識が戻っても俺達のする事には 全く変わりがないのだがね・・」 一人はよく分からないことを言って、ボクの首を止めていたものに 手をかけた・・そして、ジャラって音がして鎖をその人が引っ張ると ボクの首は動けるようになった・・・。 でも・・・男の人の手を見て・・ボクはショックだった・・。 この人の首輪持ってる・・・・。 ボクの首に嵌められていたものだった・・・。 ・・・・・ボクはまさかと思いながら・・・ 恐る恐る、顔を起こして自分の体を見てみた・・。 ・・・・・やっぱりだった・・・・・。 両手と両足にも同じようなものが付けられ、ボクは 動けないようにされている・・・・。 そして・・何より悲しかったのは・・やっぱりボクは 裸で・・何も身に着てないって事だった・・。 男の人たちはニヤニヤしながらボクの裸を眺めている・・。 ボクは恥ずかしくて・・涙が出てきた・・。 「へへ・・反応がある方が燃えるぜ・・」 「声は出なくても・・泣いたり笑ったりは出来るからな」 そして・・・その人たちは裸になっていた・・・。 ボクは何をされるか・・・ようやくわかった・・。 ボクも・・祐一君が名雪さんや栞ちゃんにしたような仕打ちを 味わうんだろうね・・・。 涙が止まらなかった・・。 男の人の手が・・ボクのおっぱいに伸びている・・・。 そして・・いやらしい手つきで揉まれはじめた・・・。 でも・・・ボクの体は素直にそれを受け入れている・・・。 まるで当たり前のように・・・・。 ボクは思った・・・・恐らく・・ボクの体は長い間・・ この二人の玩具になっていたんだね・・・。 その思いが・・ボクをもっと苦しめた・・。 そして・・・男の人がボクの中に入ってくる・・・。 口の中にも入って来た・・。 ボクの体に衝撃が走った・・・でも・・・それは快感だった・・。 体は・・喜んで男の人を受け入れているみたい・・・・今思えば・・・ この人たちが部屋に入ってきた時から・・ボクのあそこは涎を垂れ流し てたのかもしれない・・・・口からもボクは出そうともしてないのに 唾がいっぱい出てる・・・。 でも・・ボクの心だけは・・・それに耐えられなかった・・・。 必死に抵抗をしようとしたけど・・・今度は・・・・・・・ 体の方がそれを嫌がるんだ・・・・。 「へへ・・・何年犯しても飽きないマンコだな・・」 「口の方も最高だ・・しかも今日は意識がある分、 余計に燃えるぜ・・」 男の人たちはそんなこと言いながら、ボクをさっきより激しく責める・・・。 苦しかった・・・悲しかった・・・。 でも・・何も出来なかった・・・。 ・・・いや・・・何もしなかったのかな・・・・・。 そして・・その人たちはボクの中にいっぱい白い液を発射した・・・・ お腹に当たった感覚に・・ボクの体はぶるぶる震えていた・・。 口の中に広がる苦い味・・でもそれを飲み干すボク・・。 嫌なはずだった・・・・でも・・その味に・・・ボクは 気持ち悪さを感じなかったんだよ・・・。 顔を涙でベチャベチャにして・・口の回りも白いネバネバでいっぱいに しながらボクは枕に顔を埋めた・・・。 でも・・・休む暇なんかもらえなかった・・。 すぐに男の人は入れ替わり・・同じ行為を繰り返す・・・。 3回目はボクのお尻の穴を使っていた・・もう一人はおっぱいに 熱い先っぽを押しつけてる・・・。 ボクは悔しかった・・・これを当たり前に感じているボクの 体が・・・・・・・・。 誰かに助けて欲しかった・・・・ボクを救って欲しかった・・。 そして・・・。 無意識に心の中で叫んでいた・・・・。 助けて・・・・・・・ゆ・・・・・・・・・・・・・・・。 その瞬間我に返った・・・・・。 そうだ・・・もう・・ボクを助けてくれる人は・・・・・ ・・・・・・・どこにもいないんだ・・・・・・・ 少しだけ気持ちが楽になった・・・気がする・・・・。 ボクに救われる道はないってわかったから・・・・。 ボクも堕ちて行くだけなんだ・・・。 生きる事も死ぬ事も出来ないで・・ただ・・このまま・・・。 また・・ボクは夢を見るんだ・・・・・。 ・・・・・・うん・・・だからお祈りしなきゃ・・・・・・。 今度は・・・・良い夢でありますように・・・・。 そして・・ 頬を流れる涙と生暖かい男の人の白いネバネバを肌で感じながら ボクは笑った・・・。 心の中でこう呟きながら・・。 ・・・・・おやすみなさい・・・・・・。 〜SIDE B〜 佐祐理は夢を見てました・・・。 舞の夢でした・・。 2人で一緒に学校に行ったこと・・・。 2人で仲良くお弁当を食べたこと・・・。 2人でお互いの誕生日を祝ったこと・・・。 いつも2人は一緒でした・・・。 でも・・・・夢から醒めた時・・・佐祐理は1人でした・・・・。 佐祐理は・・必死に舞を探しました・・・・・。 学校の中も・・・商店街も・・・・公園も・・・・・。 ・・・・でも・・・舞の姿を見つけることは出来ませんでした・・・・。 佐祐理は泣きました・・・・。 いえ・・・・泣いたのは・・・・「私」・・・でした・・・。 いつまでも・・・いつまでも・・・・・。 「私」を支えにしてくれた舞・・・・・。 でも・・・・・・「私」にも・・・・・・ 舞は欠かすことの出来ない存在でした・・・・。 だけど・・・・何処に行ってしまったの・・・・?。 これじゃ・・・・・「私」・・・・本当にダメになっちゃう・・・・・。 どのくらいの時間が経ったのでしょうか・・・・。 「私」は病院のベッドの上にいました・・・・。 ・・・ただ青い空だけを見つめる毎日・・・・。 何もすることはありませんでした・・・・。 舞がいないから・・・・・。 日に日に衰えて行くのが・・・「私」にも分かりました・・・。 一弥も・・・・こんな気持ちだったのかな・・・・・。 そして・・・・今日も日が暮れていきます・・・・・。 でも・・・・・・真夜中・・・・。 それは起こりました・・・・・。 遠くから「私」を呼ぶ声が聞こえてきます・・・・・。 佐祐理・・・・。 佐祐理・・・・。 「私」は目を開けました・・・・。 今・・考えれば・・夢だったのかも知れません・・・。 でも・・・・確かに・・・・それは起こったのです・・・・・。 枕元に立っていたのは・・・紛れもなく・・・舞でした・・・。 いつものように・・・制服を着て・・・いつものように・・・自然で・・・・。 思わず涙が零れてきました・・・。 「・・・・・佐祐理・・・・何故・・・泣いてるの・・?」 舞はそう言いました・・・。 「・・・だって・・・・舞がいないから・・・・」 私は手を伸ばそうとしました・・・。 でも・・・・手を上げることは出来ませんでした・・・。 すると・・・・。 舞は・・ゆっくりと手を差し伸べました・・・・・。 私の動かない手にそっと触れました・・・・。 確かに舞の感触でした・・・・・。 「・・・ゴメンなさい・・・・佐祐理・・・・・・・・ 私は・・・・・遠いところに・・・・・・いるの・・・・・」 舞は寂しそうに言いました・・・・。 「・・・・・でも・・・・信じて欲しい・・・・・どんなに 離れても・・・・・私はいつも佐祐理を見てる・・・・・・」 「・・・だから悲しまないで・・・・・・私は・・・佐祐理の 悲しむ顔は見たくない・・・・・私も悲しくなるから・・・・」 舞の瞳は涙で潤んでいました・・・・・。 「・・・・・ずるいよ・・・・舞・・・・だって・・・・・・ 「私」は・・・舞を見ることは出来ないんだよ・・・・・・・」 「それじゃあ・・・・寂し過ぎるよ・・・・・・」 「私」は叫ぶように舞に言いました・・・・。 舞はしゃがみ込むと・・顔を「私」に寄せてきました・・・・。 「・・・・大丈夫・・・・・佐祐理だって・・・・・・・ ・・・・私のことを・・見ることはできる・・・・・・」 「だって・・・・・・いつまでも・・・・2人は一緒だから・・・・・」 そう言いながら・・・舞は「私」と唇を重ねました・・・・・。 私は目を閉じました・・・・。 涙が止まりませんでした・・・・・。 そして・・・・心の底から何度も願いました・・・・・。 いつまでも・・・舞と一緒にいたい・・・・・と・・・。 舞の感触を心に刻みながら・・・・・。 そして・・・お別れの時が来ました・・・・。 「・・・・・佐祐理・・・・・私は必ず帰ってくる・・・・・・・ 例えそれが・・・・私の姿をしていないとしても・・・・・・・・」 「・・・・・・だって・・・そう願ったから・・・・」 「・・・・だから・・・・生きて・・・・・・・」 舞は真っ直ぐな目で「私」を見ました・・・・・。 「私」は頷きました・・・。 何度も・・・・・・何度も・・・・・・・。 いつしか・・・・舞は「私」の前には居ませんでした・・・・・。 でも・・・・「私」は忘れません・・・・。 舞の姿と感触・・・・・・ そして・・・・その言葉を・・・・・・・・・。 それから・・「私」は再び希望と勇気を取り戻しました。 数日後・・・。 お見舞いに来てくれたお父さまが「私」に話してくれました。 お母さまに子供ができたそうです。 でも・・・「私」は驚きませんでした・・・・。 生まれてくるのが女の子だと言う確信もありました。 そして・・「私」はお父さまにお願いをしました・・・。 もし・・・女の子だったら・・名前は「舞」にして下さい・・・と。 ・・・・・今度こそ・・・2人で幸せになれることを願って・・・。 おわり |
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