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■使い魔の使い魔(後編)■




それから10日ほどが経過していた。

ルイズは男根を愛して止まない男のために今日も尽くしている。

「…あぁ…ん、ご主人様ぁ…気持ちいいですか?」

石造りの浴室で泡まみれになりながら、身体を男に擦りつけるルイズ。

「ああ、悪くないな」

「それにしても、随分と慣れてきたじゃねえか」

「は、はい…全てはご主人様のためですからぁ…ちゅぷ…」

ルイズはそう言うと、男の乳首に舌を這わせる。

そして、まな板のような胸をしきりに絡ませるのだ。

…しゅる…ぐちゅ…

澱みのない動き。

それは彼女の熱意の賜であろう。

そう、男根への愛着の余り、男に対して服従と崇拝の念を抱くようになっていたのだ。

もはや、ルイズにとって彼は神に等しい存在であった。

その証拠に、彼女は男の性欲処理用使い魔として仕える事を誓っていたのである。

無論、強要された訳ではない。

全て彼女が望んだ事なのだ。

「ご主人様ぁあ…大好き…、ちゅる…くちゅ…」

上目遣いで男を見ながら、円を描くように乳首を舐るルイズ。

また、その手にはしっかりと男根が握っており、熱と脈動に限界まで胸が高鳴っていた。
「へへ、ホントいやらしい女だな」

「は、はい…私はいやらしい女です」

「ご主人様のおちんちんが欲しくて堪らない使い魔なの…」

そして、男の蔑みに似た言葉に対しても、素直に自分の気持ちを吐露するのだ。

それほどまでに肉棒に飢えた少女。

「ふふ、なら今度はチンポの方も頼むぜ?」

「は、はいっ」

ルイズは目を輝かせながら身体を起こすと、すぐに男の下半身に顔を埋めていく。

「…あぁ…ご主人様の逞しいおちんちん…」

うっとりとした声を上げながら、彼女は男根に両手を添える。

そして、すぐに舌を這わせるのだ。

「…ちゅぷ…ちゅぽ…」

唾液を溢れさせながら竿を染めていくルイズ。

それは男根にこびり付いた汚れを丹念にそぎ落としていくような動きであった。

もっとも、その大半は彼女の愛液や腸液のなれの果てに他ならないのだが、ルイズにとっては関係のない話である。

何より肉棒に触れられているのが嬉しいのだ。

熱いまでの火照り、黒光りした風貌、生々しい臭い。

その全てが彼女にとってかけがえのないものであった。

「…ちゅぽ…ぐぷっ…」

ルイズはそれを味わうかのように、今度はその小さな口で亀頭を咥え込む。

口内に広がる独特の感触。

彼女はそれを堪能しながら、ねっとりと亀頭全体を唾液で満たした。

そして、丁寧かつ大胆に舌での愛撫を加えるのだ。

それはずっと昔から奉仕を続けてきたかのような滑らかな動きであった。

顔を上下させ唇で竿を扱き、優しく玉袋への刺激を続ける。

また、ときおり男の方を見上げると、うっとりと微笑んでみせるのだ。

大半は男に仕込まれたものだったが、ルイズはそれを忠実に守っていた。

「…ちゅぱ……ふあぁ…」

そんな中、男根が限界まで勃起すると、彼女はそこから口を離す。

そして、再び肉棒を握りながら、今度は更に下の方へ顔を移動させるのだ。

そこにあるのは男の肛門であった。

「…ちゅぷ…ちゅる……じゅるる…」

そのおぞましい窄みをルイズはしっかりと舌で舐めていく。

まさに皺の一本一本を清めていくような動き。

しかも、肛門全体を唾液で満たすと、今度はその中にまで舌を挿し射れる。

「…ちゅる……じゅぷ…」

汚いなどという意識は欠片もない。

そればかりか、この上なく甘美にしか思えないのだ。

ルイズは心底嬉しそうな様子で肛門を舐め続ける。

傍から見れば目を背けたくなるような濃密さを醸し出しながら。

また、指ではしきりに男根を扱き、男に気持ちよさをもたらすように務めていた。

何処までも真摯な姿勢。

「くくく、そろそろハメてやろうか?」

「…う、うんっ、ハメて欲しいっ!」

そして、ルイズは男の言葉に顔を上げると子供のように目を輝かせる。

しきりに下半身をもじもじとさせながら。

そう、奉仕を重ねれば重ねるほどに彼女の身体は肉を欲するのだ。

「へへ、ならこっち来いよ」

男は床に胡座をかくと、そう手招きした。

臍を隠す程に屹立した肉棒。

「うんっ…」

ルイズは喜々として男に抱きつくと、自らの手で男根を導いていくのだ。

…じゅぽ…

みるみるうちに秘肉へと吸い込まれていく肉棒。

花弁は真っ赤に充血し、裂けてしまうのではないかと思う程であったが、彼女にもたらされるのは快感だけである。

「…あぁん…太い……」

「おちんちん気持ちいい…」

ルイズは男の背中に手を回しながら、しきりに男根の感触を口にしていた。

そして、小刻みに尻を振ると、秘部で肉棒を扱いていくのだ。

…じゅぼ…ぐぼっ…

淫靡なまでの肉音。

「あぁぁ…おちんちん…深いのぉ…」

「おマンコ…蕩けちゃう……」

ルイズは男に仕込まれた淫語を言の葉に乗せながら、しきりに腰を振っていた。

他の事を考えている余裕はない。

いや、もはや常に男根の事だけを想っている淫女に成り下がっているのだ。

「…はぁ…はぁ…気持ちいい…」

「おちんちん…気持ちいいのぉ…」

もっとも、ルイズはそれで幸せだった。

身を焦がす肉棒の火照り。

それは他よりも尊く、素晴らしいものであった。

それゆえに、ルイズはこの男に尽くすのだ。

むりやり処女を散らされたという意識も既にない。

そればかりか、自らに快感を教えてくれたと感謝すら覚えていた。

「…はぁ…ああぁ…」

「私のおマンコ…どうですか?」

「おちんちん…気持ちよくなってますか?」

ルイズはそんな想いを抱きながら男に囁きかける。

その厚い背中をしきりにさすりながら。

「あぁ、悪くないぜ?」

「よかった…嬉しい…」

「くく、ルイズはそんなに俺のチンポが好きか?」

「好き…ご主人様のチンポ…大好きっ…」

「なら、これからもルイズのマンコは俺専用だからな?」

「は、はいっ、私のマンコはご主人様専用です」

ルイズは言われるがままに男の欲求に応えていた。

もちろん、言わされている訳ではない。

心の底からそう思っているのだ。

「なら、お前の使い魔とも何もしないんだよな?」

「…あっ……………」

しかし、才人の話を振られた彼女は一瞬、驚いたような表情を浮かべた。

もっとも、それは戸惑ったからではない。

彼の存在を完全に失念していたからである。

「どうかしたか?」

「いえ…、もう才人はいいの」

「私はご主人様さえいてくだされば、それでいいの」

ルイズは何の躊躇もなくそう答えた。

自らの中に広がる男根の温もり。

それに勝るものはないのである。

「…あぁ…ご主人様ぁ……」

彼女は再び下半身に意識を集中させた。

くねるように動く腰。

それは野太い男根の大部分を飲み込みと、絶え間なく溢れ出る愛液で満たしていくのだ。
「私の…どうか…おマンコで…いっぱい愉しんでください…」

「出したくなったらいつでも出していいですからぁ…」

まるで縋るようにルイズは声を上げた。

そして、自らも肉棒を堪能しながら身体を震わせるのである。

…じゅぷ…くちゅ…じゅ…じゅぷ…

次第に早くなっていく腰つき。

余りの快感に歯止めが利かなくなっているのだ。

「…はぁ…はあぁぁ…」

「おちんちん……」

それを物語るように、ルイズは卑猥な言葉を放ちながら口元から涎を漏らしていた。

呆けたような淫猥な表情を醸し出しながら。

「へへへへへ」

そんな彼女に触発されたのか、男の方も腰を動かしはじめた。

荒々しい動き。

そこにはルイズを愛でるような姿勢は存在しない。

性欲を満たすためだけに、肉穴を抉るような動きであった。

「あああぁ…おちんちん来てるぅ…」

しかし、ルイズには関係のない話である。

男が満足しているのだ、これ以上の悦びはないであろう。

しかも、自らにも蕩けるような快感が流れ込んでくるのだ。

「…ぁあ……ぁ……来るぅ……」

そして、ルイズは絶頂へと駆け上がっていくのである。

「はぁ…はぁ…」

「い、イクっ……!」

短く声を放つと、少女の身体が軽く反り上がった。

同時に秘部は肉棒を締め上げ、男にも同様の行為を求める。

…ぐちゅ…じゅぷ…じゅぽ…

そして、その想いが通じたのか、男のストロークが短くなっていくのだ。

「(…あぁ……来そう…)」

「(…温かいの……お腹に……)」

ルイズは呆けた意識の中でそんな事を考えていた。

…どぴゅ…どくっ…

その刹那、大量の精液が膣内へと発射される。

熱いまでの滾り。

それはまさに彼女が望んだものであった。

「あはぁ…いっぱい出てるぅ……」

「温かいお汁……」

「溶けちゃうのぉ…」

ルイズはしっかりと男に抱きつきながら甘い息を漏らす。

そして、しっかりと腰を密着させると、その全てを受け止めるのだ。

男根の温もりを身体に刻み込みながら。

 

おわり