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■mission■

 

 

 



23話 剪定(7)




「ほら、もっと腰を振るんだよ。たかだか12時間働いたくらいでバテてどうするんだよ?」

「はひぃ……」

 深夜2時。ファッションヘルス「Piaキャロット」の事務所ではあずさが島野に抱かれていた。

 室内はこれ以上人が立ち入れないほど狭く、電気ストーブが全開で稼働しているため汗ばむ程の熱気に包まれている。

 そんな中、パイプ椅子に座る彼に跨り腰を振る少女。

 島野はあずさを下から貫き、豊満な乳房をしゃぶりながら更なる奉仕を求める。

 先日の狂宴から既に1週間。あれ以来、彼女は再び過酷な労働を強いられていたのだ。

 今日は平日だったので正午から深夜0時までの12時間勤務だったが、週末は10時から3時までと、休みなく男の欲求を満たし続
けなければならない。

 無論、アパートに戻れば伊三が待っている。まさに休む暇などありはしなかった。

 それでも、あずさは弱音一つ吐く事なく与えられた仕事をこなしている。

 全てを受け入れていた訳ではなく、何かに没頭していなければ美奈の事を思い出してしまうからであった。

 幸か不幸か彼女からの連絡はないものの、かつての自分のように辛い日々を送っている事は容易に想像がつく。

 しかし、彼女はそんな妹に何もしてやれないのである。

「はぁ……はぁぁ」

 あずさは肉棒の感触を確かめるよう、しきりに尻を振り続けた。

 伊三に比べれば破壊力には欠けたが、いったん火が点けば快感を貪る事に支障はない。

「ほら、そろそろ出すぞ?」

「あぁん、今日も1日働かせていただき……ありがとうございます。どうかおチンポを癒すしか芸のない私のオマンコに、貴重なザー
メンをお恵み下さいませ……」

 あずさは膣内射精を求める際の儀式となっている言葉を口にすると、腰を沈め男根を絞り上げる。

 すっかり欲情している心はもっと破廉恥な欲望を紡ぎたかったが、島野はそれを許さず、自らが指示した言葉を一字一句正確に復唱
する事を彼女に義務づけていた。

 徹底的に自主性を奪う事で、支配者としての立場を誇示し優越感に浸っているのだろう。

「よし、なら出してやるとするか。何処に出して欲しい?」

「はい、膣に……オマンコに出して欲しいです」

「くく、妊娠しちまうんじゃないのか?」

「いい……んです、オマンコに出されながらイキたいの……」

 あずさはそう言うと彼を強く抱きしめる。

「くくく、なら思う存分イクんだな」

 その刹那、放たれる精液。

「あぁ……出てるぅ……ひぁ、イっちゃうぅぅぅ」

 彼女は腹の中で暴れる熱い滾りを受けると、為す術なく達していた。
 
 硬直した膣壁は肉棒から精液を吸い上げ、先ほど綺麗にしたばかりの膣内を白濁液で染めていく。

「へへ、相変わらず締まりのいいマンコだぜ」

 島野もそんな肉壺の温もりに酔いながら、最後の一滴まで欲望をぶつける。

「……はぁ、はぁ……お情けありがとうございます」

 全てを受け止めたあずさは、そのまま静かに腰を浮かせた。そして、膣から男根を引き抜くと今度はその濡れた肉棒に舌を這わせる
のだ。

「ちゅぷ……ちゅる」

 肉棒にこびり付く自らの愛液と彼の精液を丁寧に舐め取っていく少女。

 また、玉袋をさすりながら尿道に溜まった汚液を吸い取るのも忘れない。

 今では初対面の客にすら行う、当然の奉仕であった。

「ちゅぱ……綺麗になりました……。至らぬ点がございましたらご指導の程……お願い申し上げます」

 こうして、男根を余すところなく唾液で満たしたあずさは、そのまま床にひれ伏すのである。

 もちろん、島野が満足しなければ後始末はやり直しなのだ。また、望まれれば更に肉棒を癒さなければならない。

「ふふ、ご苦労さん。今日は上がってもいいぞ」

「はい、お疲れ様でした」

 あずさは彼の言葉に少しだけ胸を撫で下ろすと、再びシャワーを浴びるために個室へ向かった。

 いくら現実から目を背けているとはいえ、男に奉仕するためだけに生きているような自分。そんな情けない意識は火照っていた身体
が落ち着きを取り戻していくたびに強くなるのだ。

 だが、抗おうにも、いざ男根を突き付けられれば耐える自信はなかった。

「…………」

 あずさは焦燥感を抱きながらも帰り支度を整える。

 彼女の服装は、もう師走に差し掛かろうというのに長袖のトレーナーとミニスカートだけだった。しかも、ブラジャーやショーツは
身に着けておらず、2枚の布を取り払えば生まれたままの姿になれる。

 全ては男たちの意向に他ならない。

 服装一つ決める事の許されない存在。

 あずさは改めて自らが男の玩具でしかない事を痛感していた。

「…………」

 こうして彼女は店を出ると狭い階段を下り外に出る。

 深夜にも関わらず1階のビデオ店はまだ営業しており、他にもいくつか明かりが灯っている看板が見えた。

 だが、北風が冷たいせいか人の姿は殆どなく、不気味な静けさだけが漂っている。

 そんな中をあずさは伊三のアパートに向け歩き出す。例え救いようがなくとも彼女が帰る場所そこしかないのだ。

 その時だった。

「――あずさ?」

 不意に背後から声がかかった。

――う、うそ……前田君??

 あずさはすぐにそれが誰であるかを理解する。

 忘れる筈もない。紛れもなくその声は耕治なのだ。

「あずさ――だよな?」

「…………」

 それでも彼女は振り返る事は出来なかった。

 無理もない、こんな姿を見られたくはないのである。

――ゴメン……前田君。

 あずさはその声を無視すると全力で走り出す。

「あ、あずさ??」

 再び名前を呼ぶ声が響いたが、心の中で耳を塞ぐとスピードを上げる。

 とにかく捕まる訳にはいかなかった。

「……ハァハァハァ」

 あずさは太腿が痙攣しそうになりながらも通りから裏路地に入り、住宅地の方へ抜けていく。

 幸いにも追われているような気配はない。

 それでも彼女は気を緩める事なく、アパートへの道を急ぐのだ。





「……ただいま帰りました、ハァ……ハァ……」

 部屋に戻ったあずさはすぐにドアを閉めるとそこに凭れ掛かった。

「えっ?」

 すると、彼女を待っていたかのように伊三が目の前に立っているのに気づく。

 下半身を剥き出しにし、薄気味悪い笑顔を浮かべた中年。

「……も、申し訳ありません」

 あずさは咄嗟に這いつくばろうとする。

 無論、帰宅の挨拶をするためだった。

「ふぉふぉ、それよりも――ほれ」

 だが、伊三はそれを制すと野太い男根がぶら下がる腰を突き出すのだ。

「はい……」

 その意図を理解したあずさは、玄関に跪き彼の股間に顔を寄せる。そして、そのまま男根に舌を這わせた。

「……ちゅぷ、ちゅる」

 みるみるうちに熱を帯びていく肉棒。

「……あぁん」

 その変化に彼女は甘い息を漏らす。しかも、それだけで身体が熱くなりはじめ、口内は唾液に包まれていく。

「ちゅぷ、ちゅる」

 あずさは手を抜く事なく奉仕を続けた。

 唇で竿を扱き、咥え込んだ男根を唾液で染め上げると、指先で愛撫を加えながら更なる勃起を促すのである。

 いつもと変わらぬ熱の籠もった動き。

 それは彼女の中に刻み込まれた性奴の息遣いであろう。

 こうなってしまえば全てを忘れ男に尽くすだけだった。

 予想外の事態が起こるまでは。

――ドンドン

「…………ひぐっ!?」

 あずさは肉棒を咥えたまま目を丸くした。

 無理もない、突然ドアがノックされたのである。

 時間はもう3時になろうとしていた。それでも、何者かがドアを叩いているのだ。

――だ、誰なの……?

 困惑するあずさだったが、伊三に頭を押さえつけられているため、男根から口を離す事も出来ず奉仕を続けるしかなかった。

――ドンドン

 繰り返されるノック。

「……あずさ?」

 やがてそれは耕治の声に変わる。

――そ、そんな……。

 あずさの緊張は極限に達していた。

 何しろ、ドアには鍵がかかっていないのだ。もし今、彼がドアノブを回せば伊三の肉棒を咥えている姿を見られてしまうのである。

 それは破滅を意味しているだろう。

――うぅ、前田君……。

 彼女は唇で男根を扱きながら、最悪の展開に怯えていた。

 だが、そんな追い詰められたような感覚が、これまで以上にあずさの性戯を研ぎ澄ましていく。

「……じゅる、ちゅぷ」

 長い肉棒を喉に当てながらしきりに貪っていく動き。

 しかも、そのしなやかな指は伊三の肛門に伸びると、滑った尻穴に刺激を加えていた。

――お願い……早くイって……。

 それも全て伊三を射精させるためであり、何とかこの状況から抜け出そうとする彼女の苦肉の策である。

「じゅる、くちゅ……じゅぶ」

 口元をベタベタにしながらあずさは肉棒を貪り続けた。

 そんな激しい動きに身体は呼応し、秘部から溢れた愛液が玄関の床を濡らしている。

 とても耕治には見せられない淫らな光景。

「あずさ……いないのか?」

 彼はドアを1枚隔てた先で行われている狂宴に気づく事なく、声をかけ続けていた。

…………

 その度にあずさは恥ずかしさと不安――そして、想像を絶する快感に襲われるのだ。

「ちゅぶ……ぐちゅ、ちゅぽ、ちゅる」

――あぁ……おチンポ震えた。

――早く……早くぅ……。

 彼女は射精の気配を感じると、更に深く肉棒を咥え込む。

 既に顎の感覚はなかったが、立ち止まっている暇はない。

「……ふぁぶぅ」

 程なく、口内に精液が噴き上がるのがわかった。

 それは2度3度と脈打ち口の中を満たしていくのである。

「じゅる、ごきゅ……ごく、ごくっ」

 あずさは口を窄めると、その汚液を嚥下していた。

 余りに濃いため喉に引っかかったが、唾液を絡め流し込んだ。

 口だけでなく喉や食道までもが犯されていくような感覚。

「……ごくっ、ちゅぱ」

 あずさはますます身体が熱くなるのを感じていた。

 まるで、次は自分の番だと言わんばかりに火照る股間。

 そんな感触に彼女は目眩を覚えたが、必死に押し殺した。

 今すぐは困るのである。

「やはり好きな男の前だと動きが違うのぉ」

 だが、伊三はそれを見透かしたように射精の余韻に浸っていた。

「…………」

 あずさは肯定も否定も出来ず後始末を続けている。

 伊三の機嫌を損ねてしまう可能性もあったが、その分濃密に男根をしゃぶり続けた。

「ふぉふぉ」

 暫くすると、その奉仕に満足した彼は肉棒を引き、彼女を立たせ背後から抱え上げる。

「……うぅ」

 あずさは戸惑ったが声を上げる事は出来ない。

 伊三はそれをいい事にトレーナーを捲くりあげ、スカートをずり降ろした。

――そ、そんな……。

 こうして彼女は殆ど全裸でドアと向き合う格好を取らされる。

 しかも、片足を抱え上げられる事により、濡れた花弁までもが露わになるのだ。

「……お願い、許して……」

 あずさは今にも泣き出しそうになりながら、伊三に懇願した。

 疑いようもなく情事に耽っている姿。その上、先ほどと違い扉が開けば確実に目があってしまうのである。

「儂のチンポを気持ちよくしたご褒美じゃ、遠慮しなくてもええぞ」

 だが、男は手を緩めない。今度はその火照った秘部に男根を押しつけてくるのだ。

「……ひぐっ!?」

 その衝撃を必死に堪えるあずさ。

 肉の感触を覚えただけで、怯え悩んでいる心の中にどうしようもない多幸感が溢れてくる。

――いや、お願い……これ以上入れないで……。

 あずさはしきりに腰を引きながら、男根から逃れようとした。

 しかし、身体が固定されている以上、それは無駄な足掻きでしかない。

 そんな中、伊三は更に深く腰を重ねると竿全体で秘口を撫でていくのだ。

「……ひぁっ、……ひぅ」

 あずさは声を抑えるのが精一杯であった。

 自らの息遣いが外に響けば、間違いなく耕治は踏み込んでくるだろう。

 ゆえに何があっても耐えるしかないのである。

「ふぉふぉ、頑張っちょるのぉ」

 伊三はそんな彼女を弄ぶように、執拗に肉棒での愛撫を続けた。

 ときおり、挿入する素振りを見せるとあずさを悩ませ、更にねっとりとした温もりを刻み込んでいく。

――あぁ……ダメぇ……。

 そんな硬軟織り交ぜた責めに、彼女の身体は為す術なく解れていくのだ。

 止め処なく流れる愛液と、それに塗れ滑らかに秘肉を蹂躙する怒張。

 あずさはその感触に支配されていくのがわかる。

――うぅ……熱い、おチンポ熱いの……。

 彼女は自らの行為が愚かと知りつつも、腰をくねらせ男根を秘部へと引き寄せた。

 そして、その亀頭部分を秘口の中へと埋没させるのだ。

――ふぁ……ぁ、熱いの……入ってる……。

 下半身から溢れる蕩けそうな快感。

 辛うじてカリ首までで留めてはいたものの、伊三に――延いては男根に屈しているのは明白である。

「さて、どうするかの?」

 すると、それを待っていたかのように伊三が口を開いた。

「……あ、あの?」

 あずさは思わず肉棒を抜こうとしたが、彼は太腿を押さえつける手に力を込めるとそれを許さない。

「今、ドアを開けるなら奴と一緒に帰ってもええぞ? じゃが、それが嫌なら――このまんま儂の相手をしてもらうけぇの」

「……そ、そんな」

 伊三の提案は彼女にとって究極の選択であった。

 普通に考えれば、ドアを開ける事を選ぶであろう。だが、それは全てを耕治に曝け出す事を意味している。

「…………」

 彼が幻滅してしまうのではないかという不安。

 そんな意識があずさを萎縮させ、判断力までをも鈍らせていくのだ。

 詰まるところ、彼女は耕治に背を向けたのである。

「……うぅ、許して」

 あずさは小さく呟くと、自らの意志で男根を沈めはじめた。

 愛液に滑り、面白いように埋まっていく肉棒。

「あぁ……気持ちいい」

 その温もりは抱いていた不安を跡形もなく吹き飛ばし、彼女を快楽の淵に導いていくのである。

 秘部は休みなく男根を貪り、汚らしい水音を奏でていた。

 遠慮は既にない。いや、我慢する理由がないのだ。

「あずさ?」

 その時、再び耕治の声が響いた。

「もしいるなら……せめて返事だけでもしてくれないか?」

――あぁん、ごねんね……前田君。

――今、忙しいから……返事できないの……。

 さすがにその声に応える事は出来なかったものの、あずさは欲望の赴くままに伊三と交わり続ける。

 もはや耕治の気配すら快感を貪る妨げにはならなかった。

「ふぉふぉ、嬉しいのぉ。好きな男じゃのぉて儂を選んで貰えるとはの。まさか後悔はしとらんよの?」

 そんな彼女に更なる堕落を求める伊三。

「はい……伊三様のおチンポをハメる事が出来て、私は幸せです……」

 あずさは彼の方を見ると、はっきりとした口調でそう答える。

 それによって更に興奮は高まり、秘部が濃い蜜に包まれるのがわかった。

「……あぁ、太いのぉ、オマンコ幸せ……」

 あずさは今にもドアの向こうに届きそうな声で自らの気持ちを口にする。

 幸いな事に耕治の反応はない。

「はぁ、はぁ……もっとぉ、もっとおチンポぉ……」

 すると彼女は更に悩ましい声を奏でていくのだ。

 まるでいつ彼がドアを開けるのかを試しているかのように。

 それは救いようのないマゾっ気であろう。

「あぁん……奥まで届いてるぅ、伊三様のチンポ、全部塞いでくれてるのぉ」

 そんな中、あずさは身も蓋もなく叫びながら、勢い余ってドアに身体を押しつける。

 まさに致命的な一撃。

 だが、それに応える者はもういなかった。

「ふぉふぉ、どうやらタッチの差だったようじゃの」

「はぁ……はぁ、あぁ……ダメぇ、い、イっちゃうのぉぉぉ」

 絶望を免れたあずさは、これまで高めていた欲求を解き放つかのように絶頂を迎える。

 痙攣するように腰が震え、男根を咥え込む秘口。

 その淫穴が弛むと同時に、尿道からはだらしなく小便が溢れるのだ。

「ひぁぁ、おしっこ止まらないのぉ……」

 伊三に足を持ち上げられたままドアに黄色い液体をぶち撒ける少女。

「ふぉふぉ、これは後でお仕置きじゃの」

「あぁん……ごめんなさいぃ……、でも――おチンポまた来るぅ……痒くて気持ちいいのぉぉ」

 あずさは欲情した様子でドアに手を付きながら男の責めを受け入れていた。

 愛液と小便で結合部をドロドロにしながら。

「なら、儂は別の汁を注いでやるとするかの」

「あはぁぁ、お願いします、熱いの――いっぱい欲しいの」

「ほれっ」

「あぁぁぁぁ、出てるぅ。赤ちゃんの素、いっぱい出てるぅぅぅ」

 こうして彼女は容赦なく放たれる精液に溺れながら、止め処なく腰を振り続けるのだ。

 もはや、後戻り出来ない事を心に刻みながら。





 数日後。

 あずさは1ヶ月ぶりに寮に戻っていた。

 あの時とまるで変わらない佇まい。

 だが、唯一違ったのは耕治が住んでいた部屋が空き室になっていた事である。

 理由はわからない。

「…………」

 それでも、あずさは取り乱す事もなくその事実を受け止めていた。

 例えどんな事情があるにせよ、彼女には何も言う資格はないのである。

 こうして、全てのしがらみを失ったあずさは深く深く沈んでいくのだ。

 もうそれを止める者は何処にもいなかった。



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