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■dearly■

 

 

 




             

第5章






…はぁ…はぁ…



  名雪は虚ろな瞳で息を切らしながら歩いてる。

  道ですれ違う見知らぬ人々が怪訝そうな顔で彼女を見るが、その異様な雰囲気に声をかける
ものはいなかった。

  もっとも、当の名雪は、誰かとすれ違った事自体に気がついてはいない。

  そして、ようやく彼女は目的の場所へやってきた。

  そこは学校だった。

  既に股間の一物は、再び獲物を待ちかねるように突き上げ、名雪の制服を持ち上げている。

「ふふ…」

  名雪は妖しく笑うと、その男根を軽く擦った。

「今…行くからね…」

  そして、ゆっくりと校舎の中へ向かう。

  中は暗闇に覆われており、非常灯の灯りだけが緑色にリノリウムの廊下と彼女を照らした。

  そんな中、名雪が辿り着いたのは、体育館の中にある女子更衣室だった。

  そこからはうっすらと灯りが漏れている。

  中からは、数人の女子生徒の話し声が聞こえていた。

「………」

  名雪は、それを確認すると、別の場所にある男子の更衣室に向かう。

  そして、誰も居ないのを確認すると、ゆっくりと中に入った。

  中は汗臭い匂いで蒸せ返っていたが、名雪は気に留めもせず、奥へと進む。

  そして、適当にロッカーを開け、縄跳びの紐や柔道の白帯などを見つけると腕にかけていく。

  すぐにそれらで名雪の腕はいっぱいになった。  

  そうして、最後に彼女は立てかけてあった竹刀を握ると、部屋を後にする。


  惨劇のはじまりだった。


…がちゃ

  名雪はおもむろに女子更衣室の扉を開いた。

  中では、陸上部の生徒達が着替えを済ませ雑談に興じている。

  数ヶ月前まで部長だった名雪にとって、よく知った後輩だった。

「あれ?」

「…水瀬先輩??どうしたんですか?」

  後輩たちは、突然現れた元部長に意外そうな顔で驚く。

  しかし、今の名雪には彼女たちが後輩であると言う認識はなかった。

…どさっ…

  そして、無造作に集めてきた紐や帯を床に放り投げると、彼女たちを見据えながら、
一歩一歩前に進む。

「…え…?」

「う、嘘…??」

  後輩たちから、短い悲鳴が上がった。

  凍ったように固まっている者もいる。

  彼女たちは口を塞ぎ、体を強張らせながらも、その視線は名雪の股間に集中していた。

  股間にそびえる男根は限界を超える勢いで勃起しており、止めど無く粘液が流れると、名雪の
太腿を濡らしている。

  そして、目の前に迫った標的をあざ笑うかのように、卑猥に躍動を繰り返した。

「…イヤぁっ!!」

  一人の後輩が、パニックに陥り叫ぶ。

  それが合図だった。

「ひゃぁはははは!!」

  名雪は意味不明な言葉を叫ぶと、涎を垂らしながら、後輩たちの輪に飛び込む。

…ばしぃ…

  そして、情け容赦なく彼女たちめがけ、竹刀を振り下ろした。

「いやぁぁぁぁ…ぁ…」

「せ、先輩ぃ…??」

  後輩たちは断末魔に等しい悲鳴を上げながら、為す術なく名雪の攻撃を受けると、その場に
倒れ込んで行く。

  誰一人として、名雪から逃れる事は出来なかった。

  一分も経たないうちに、更衣室から名雪以外の音が消える。

「さぁ…はじめるか…」

  そして、名雪は突然男のような口調で呟くと、倒れている後輩を一人一人拘束していった。

  あっという間に5人の少女は、絶対に自分では解けないほど、腕をきつく後ろ手に縛られる。

  足にもしっかりと紐が巻かれたが、こちらは足が開く程度の余裕が持たされていた。

  まるで、生業にしているような慣れた手つきだった。

「はぁはぁ…」

  こうして、名雪は一番近くの少女に覆い被さると、両脚を持ち上げスカートの中身を
露出させる。

  薄水色のパンティが目に映った。

  そして、名雪はその中央に視点を定め、ゆっくりと顔を埋めた。

  しっとりと暖気を放っているそこを、鼻と唇で責め上げる。

  もちろん、女生徒は意識を失っているため、反応する事はなかったが、名雪は
真底嬉しそうだった。

「これだ…これなんだ…」

  そして、再び男のような口調で呟くと、更に鼻息を荒くし股間を弄った。

「ははは、俺は戻って来たぜ…」

  名雪は既に名雪ではなかった。

  姿形こそ、股間の男根を除けば彼女に違いはなかったが、その表情と口調は別人に
他ならない。

…びりっ…

  そして、名雪は突如、少女の股間から顔を離すと、おもむろにその唾液で湿ったパンティを
引き裂いた。

  あっという間に、綺麗な色の秘部が顔を見せる。

  続いて、名雪は彼女の胸に手をかけると、強引に制服を引き裂いていく。

  少女は乳房と股間を晒したまま、目を覚ます事なく無惨に横たわるだけだった。

「さて…久しぶりの女の味を確かめないとな」

  名雪は涎を拭うと、少女の両脚を脇に抱え、ゆっくりと唾液で湿った股間に、自らの怒張を
突き立てる。    

  少女の秘部は処女膜によって、男根の侵入に抵抗したが、名雪は構うことなく突き貫いた。

「……ぃ…」

  少女は無意識に苦痛の声を上げ、気を失いながらも、その顔はみるみる歪んで行く。

「そうだ、これだよ…へへ、やっぱり女の味と歪んだツラは最高だぜぇ…」

  名雪はすっかり悦に浸りながら、情け容赦なく少女に向かい腰を突いた。

  破瓜の出血は、少女の尻を伝い、止めど無く流れて行く。

  しかし、それすらも名雪を欲情させる材料に過ぎず、彼女は更に激しく腰を振った。

  静かな更衣室を、名雪の荒い息と、未成熟な肉の擦れる音だけが鳴り響く。

「さて、仕上げだ…」

  そして、名雪は小刻みに腰を揺すると、大量の精を少女の膣に注ぎ込んだ。

  それは、すぐに逆流をはじめ、鬱血と混ざり合うと異様なコントラストを描く。

  だが、名雪は最後まで手を緩める事なく、執拗なまでに少女の中に汚液を絞り出すと、
彼女から離れた。

  そして、休む間もなく、他の後輩が毒牙にかかっていく。




  既に2時間が経過しようとしていた。

  だが名雪は、未だ疲れることを知らず、ただ彼女たちを犯し続けている。

  後輩たちの膣には、征服の証を示すように、名雪の精が溢れんばかりに注がれていた。

  しかも、名雪は欲望を満たすため、少女たちのありとあらゆる部分を使っている。

  口や肛門、乳房や髪の毛まで、余すところなく彼女の男根は蹂躙していた。

  今も少女に跨り、激しく腰を振りながら、乳房で男根を扱いている。

  その少女の乳房は小振りで、とてもそのような行為に向いているとは思えなかったが、名雪は
強引に肉を鷲掴みにすると、男根を擦る肉の山を築いていた。

「…ぅ…ぅぅ…」

  そして、後輩は息苦しいのか、名雪の動きに合わせ嗚咽を漏らすと、精液で汚れた顔を揺らす。

  瞳から無意識に溢れた涙は、汚液と混ざり合い、部屋の明かりに輝いていた。

…びゅくっ…

  名雪は更に腰を速く動かすと果てる。

  既に数え切れないほど射精している男根だったが、その量は衰えることを知らず、大量の
白濁液を乳房の間から、少女の顎へ飛ばした。

  躍動は何度も続いた。

「…へへへぇ…」

  そして、名雪は余韻に浸るように、不気味に笑みを浮かべると、新しい汚液で汚れた彼女の顔を
じっくりと眺める。

  既に、男根は固さを取り戻していた。

  そして、名雪は少女から離れると、別の少女に移る。

  今度の目当ては尻だった。

  既に一度、そこで射精を行っていたため、挿入は抵抗なく行われた。

  少女の尻には、その時の名雪の手形がはっきりと残っている。

  そして、彼女は、それに合わせるように尻肉を掴むと腰を突き立てる。

「…ひ…ぎぃ…ぃ…」

  その時、少女は不意に気を取り戻した。

  だが、不幸にも、それは彼女に苦痛と絶望しか与えることはない。

「…い、痛い…ぃ、痛いよぉ…」

  少女は尻を振るわせながら、必死に名雪から逃れ様とするが、想像を絶する力で押さえ
込まれているため、それも叶わなかった。

  しかも、腕と足を紐で拘束されているため、立ち上がることも出来ない。

  少女は泣く泣く、尻を犯されるしかなかった。

「へへ、もっと泣けよ…いい顔してるぜ」

  しかし、逆に名雪は更に意識を掻き立てられ、輪をかけるように激しく少女を責める。

  男根は腸を突き破る勢いで、根元まで挿入されていた。

  鬱血の血が太腿を伝わる。

  だが、それすらも名雪の欲望に火を注いだ。

  彼女は、少女の尻に覆い被さると、全体重をかけ肛門を抉る。

  腸液と、先ほどの精液がドロドロと溢れた。

「ひぃ…ぎぃぃ…」

  そして、少女は悶絶し、恐怖に染まった顔を青ざめる。

「もっとだ…もっといい顔しろよ…」

  名雪は少女の耳に歯を立てながら、嬉しそうに囁いた。

  だが、再び少女は意識を失う。

  そして、名雪は少し残念そうな顔を浮かべると、少女の腸の奥へと精液を放った。





  名雪が彼女たちを解放したのは、既に夜も明けようかという頃だった。

  外は刺さるような寒さが名雪を襲う。

  しかし、名雪は意に介すこともなく、彼女たちを一人一人抱えると学校の裏口に運んだ。

  そして、一人学校の敷地を出ると、近くの路上に停めてあった車のガラスを割り、それに
乗り込んだ。

  鍵を壊し、スターターを引っ張り出し繋ぐ。

  すぐにエンジンがかかった。

  やがて、名雪は彼女たちを車に詰め込むと、勢いよく車を飛ばし、学校を後にする。

「こいつの家がまだ使えねぇってのは面倒だな…。まぁ、明日にでも使えるようになるのを
期待するか…」

  名雪は慣れた手つきで運転しながら不気味に笑った。





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