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■恋心■

 

 

 



             
             







既に日は沈みかけていた。

制服姿の二人は、ゆっくりと家を後にする。

乃絵美はどこかぎこちない足取りで純一の後に続いていた。

そんな彼女に、彼は声をかける。

「大丈夫か?」

「…うん…」

乃絵美は頬を赤らめながら答えた。

彼女は下半身に激しい違和感を感じている。

そう、それはクリトリスに嵌められたピアスのためだった。

純一がつけたピアスは鈴状のもので、ショーツの中で、乃絵美が動くたびに秘部を擦っている。

そして、激しく動くと鈴の音が鳴ってしまうようになっていた。

乃絵美はまるで一歩一歩足を踏みしめるように歩いている。

もちろん、誰にも見られるはずはなかったが、何か乃絵美は恥ずかしかった。

だが、その感覚が乃絵美の体を熱くしている。

そして、純一もそんな悩ましい乃絵美の顔を嬉しそうに見ながら、あえて遠回りをして学校へ
向かった。

「さて、着いたぜ」

二人が学校に着いた頃には、空は薄暗くなり、校舎にいる生徒もかなり疎らになっている。

乃絵美は半ば焦燥し切っていた。

だが、決して弱音は吐かず、純一の後ろに続く。

二人は下校の生徒と逆に校舎の方へと進んでいった。

「…何があるの…?」

乃絵美はオドオドと純一に尋ねる。

「まぁ、行ってみてのお楽しみだな」

しかし、彼は話をはぐらかすと、それを聞いて少し戸惑う表情を浮かべた乃絵美の仕草を
楽しんだ。

そして、二人は校舎の中に入ると、ゆっくりと階段を昇って行く。

…どこ行くのかな…

乃絵美は湧き上がる好奇心を抑えながらも、秘部を擦り上げる鈴にぎこちない格好で階段を
踏みしめた。

やがて、純一はある教室の前で立ち止まる。

そこは、空き教室だった。

そして、静かにドアを開くと中に入っていく。

乃絵美も続いた。

「…えっ!?」

だが、一歩教室に足を踏み入れると、乃絵美は短い声を上げる。

そう、それもそのはず、教室の中には10人ほどの生徒が机に向かいながら、じっと二人を
見ていたからだった。

「…長沢…さん?」

乃絵美は小声で純一の背中に声をかける。

20の目が彼女には痛かった。

だが、純一は不気味に口を開く。

「実はな…俺、あるサークルを作ったんだよ」

「え?」

「変態愛好会ってやつなんだけど…、俺みたいな性癖の奴を集めたんだ。それで…
そいつらにも伊藤を味わって欲しくてよ…」

「そんな…」

「だって、お前も俺たちと同じ匂いの持ち主だからよ」

そう言うと、純一は真っ直ぐな目で乃絵美を見た。

だが、そうなると乃絵美はダメだった。

戸惑いよりも大きく、心のときめきが彼女を襲う。

そして、それと同時に部屋はむさ苦しい匂いに包まれはじめた。

10人の生徒が、ズボンを下ろしはじめたのだ。

全員、純一と同じ包茎の持ち主だった。

そして、乃絵美を取り囲むように進み出る。

…あぁ…長沢さんと…同じだ…

乃絵美は戸惑いながらも、目を逸らす事なく彼らの包茎に目を向けた。

「伊藤…いいだろ?」

そこで、純一の台詞がダメを押す。

乃絵美は拒否する事など出来なかった。

「うん…長沢さんがそう言うなら…」

乃絵美は静かに頷く。

そして、果てしなき狂宴がはじまった。

乃絵美は皆に囲まれながら、スカートを脱ぐ。

薄汚れたショーツが衆人の目に晒された。

「すげぇ、いい感じに汚れてやがるぜ」

「伊藤がこんな趣味あったなんて知らなかったな…」

メンバーは今にも暴発しそうな男根を扱きながら、息を呑む。

乃絵美の知っている同学年の姿もあった。

「次はそれも脱ぐんだよ」

そして、純一がそう言うと、乃絵美はすぐに小汚いショーツを引き下ろす。

ちりん…と、鈴の音がなった。

それは、ようやく拘束を解かれ、乃絵美のクリトリスを引っ張りながら、ぶらぶらと
揺れている。

「すげぇ…」

更に男たちから歓声が上がった。

乃絵美の中に恥ずかしさが押し寄せてくる。

しかし、それ以上の快感が彼女を焦がした。

「ケツは開拓済みだ、いくら使ってもいいぜ」

そして、純一は野獣の中に乃絵美を放り込むように言うと、近くの机に腰をかける。

すぐに男たちは乃絵美との距離を詰めた。

「俺のチンポ、しゃぶってくれよ」

「伊藤…俺のも」

男たちは一斉に乃絵美の顔に男根を突きたてる。

ほとんど全ての巾着からは粘液が溢れていた。

「…うん…」

そして、乃絵美は近くの男根を握ると、ゆっくりと口に運ぶ。

片手では、勃起した男根を揉みはじめた。

口の中には独特の精液の味と匂いが広がる。

純一のものより薄い気がした。

そして、顔や制服に男根を擦りつける者まで現れる。

あっという間に、彼らの悪臭は乃絵美の体に移っていった。

「あぁ、出るよ…」

乃絵美の口の感度に、男は一瞬で射精を行う。

すぐに口の中に、汚液が撒き散らされた。

…じゅるる…ごきゅ…

もちろん、乃絵美はすぐにそれを飲み干す。

そして、すかさず巾着の中に溜まったものを吸い上げた。

純一への奉仕で学んだ行為だった。

「すげぇ…」

「最高だよ」

男たちは狂ったように乃絵美を汚しつづける。

数分も経たぬ内に、乃絵美は数名の精液を飲み干し、数名の精液を顔に浴びていた。

鼻からは糸を引くように粘液が垂れている。

だが、彼らは何度でも発射を繰り返した。

髪も耳も余すところなく汚される。

そればかりか、上着もいつの間にか脱がされ、乳房や臍など、ありとあらゆる場所に精液が
擦りつけられていく。

「じゃあ、ケツも使わせてよ」

そして、止まるところを知らない快感を背に、男は乃絵美の尻を抱えた。

鈴の音が部屋中に響き渡る。

「はぁぁぁ…ケツだ…、伊藤のケツ…」

男は、未だ純一の精液を滲ませる肛門に男根を突きたてると、一気に貫いた。

彼は純一よりもサイズが小さく、いとも簡単に乃絵美の腸内へ全てを埋める。

だが、それだけで乃絵美にはいつもと変わらない快感が押し寄せる。

「…あぁ…ぁぁ…」

乃絵美は顔に精液を浴びながら、悩ましく腰を振った。

そのたびに、鈴の音が、複雑な音を立て鳴り響く。

男の責めは乱暴だったが、そんな事は気にならなかった。

「ぁぁ…ケツ…最高…」

男は未知の快感に嬉しそうに腰を振る。

そして、乃絵美もそれに合わせ動いた。

男が射精しても、すぐに肛門は別の男根によって塞がれる。

そして、自らの尻の匂いを発した男根が顔に擦りつけられた。

…ぁぁぁ…

乃絵美も、純一との行為では得る事の出来ない、異様な展開にすっかり浸かってしまう。

鼓動は高鳴り、秘部はドロドロになった。

そして、それを彼が嬉しそうに見つめてくれている事が更に乃絵美を蕩けさせる。

「…ぁぁ…もっと…もっと汚して…。乃絵美を汚くしてぇ…」

乃絵美は恥らいもなく声を上げた。

彼女がとうとう堕ちる快感を覚えた瞬間だった。

想像を絶する反応が体を支配する。

「チンポ…いっぱい欲しいの…、乃絵美…チンポ欲しいぃぃ…」

半ば半狂乱だった。

そして、男たちもそれに応える。

乃絵美は顔が判別出来ないほど汚され、腹が膨れるほど尻に精液を注がれる。

まさに至福の瞬間だった。

こうして、彼女は真夜中まで犯されつづけた。

「明日からも毎日頼むぜ」

「お前のためにザーメンしっかり溜めとくからよ」

床に人形のように倒れる乃絵美に、男たちは声をかけ教室を後にする。

そして、全員が部屋を後にすると、純一が彼女の傍に寄って来た。

「…はぁ…はぁ…」

乃絵美は言葉もなく彼を見上げる。

しかし、その表情に曇りはなかった。

「伊藤…頑張ったな…。俺も5回もオナニーさせてもらったよ…。ホント済まない…」

純一の表情はどことなく後ろめたそうだった。

だが、乃絵美はゆっくりと彼の頬に手を伸ばす。

「いいの…。長沢さんが喜んでくれたんだから…。わたしはそれでいいの」

乃絵美は笑顔だった。


そして、乃絵美は純一に抱えられると学校を後にした。

明日からの日課に胸をときめかせながら。



 


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