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■使い魔の使い魔(前編)■




穏やかな青空が広がる午後。

ほんのりと吹く風に揺られながらルイズは一人遠くを眺めていた。

本来であれば心地よさを覚えてもおかしくはない状況。

だが、今の彼女はそんな気にはなれなかった。

「…ふう…」

短く口を吐くため息。

「才人のバカ…」

そして、自らをこんな気持ちにさせている人物を思い浮かべると悪態を吐いてみせるのだ。

才人…それは彼女の使い魔である人間の事であった。

とは言っても、もはや主従という間柄ではない。

彼はともかく、ルイズは紛れもなく才人に惹かれているのだ。

「………………………」

もっとも、彼女が今悩んでいるのは厳密に言えば彼についてではなかった。

今朝、この国の王女から些細な頼み事を受け、旅だった才人が出発間際に漏らした発言についてである。

『そういえば、ルイズは少しはまともな呪文を使えるようになったのかな?』

彼にとっては些細な疑問に過ぎなかったであろう。

だが、ルイズにとってはただでさえ小さな胸を抉られるような言葉であった。

そう、かつてあだ名されたような『ゼロのルイズ』と言う状況ほどではないにしろ、彼女が一般的な魔法に拙い事は変わりなかった。

それは古(いにしえ)の魔法を扱えるという事実を持ってしても、埋める事の出来ないコンプレックスである。

そんな意識がルイズの気分を重くするのだ。

せめて、才人が傍にいればこの気持ちを怒りに変えて払拭できるのだが、彼は最低10日は戻ってこないのである。

ルイズは拳を握りしめると才人が旅だった方角を睨み付けた。

「魔法なんか使えて当然でしょ?…私を誰だと思ってるの?」

「ホントに私の事…何にもわかってないんだからっ!」

「才人のバカバカバカ…、バカ犬っ!」

「…帰ってきたら…覚えてらっしゃい!」

無論、彼に責がないのは彼女にもわかっているのだが、言わずにはいられないのである。

 

その夜。

下着姿のルイズは本を片手にベッドの上に座っていた。

本は図書館で借りてきた魔術書であり、小難しい文章が並べられている。

そう、やはりルイズは気になって仕方がないのであった。

もっとも、それが何の魔法について書かれているのかは彼女のもわからない。

才人に対する意識のあまり、一番難解と思えるものを持ってきたのである。

だが、そもそもルイズは基本的な魔法すら覚束ないのだ。

また、いくら強がってみても自信はこれっぽっちもなかった。

「これでいける筈…よねえ…」

「でも…もしとんでもない魔法だったら…」

「ううん…弱気はダメっ、才人に思い知らせてやるの!」

不安と空元気を繰り返すルイズ。

それは傍から見れば、この上なく滑稽な姿であった。

だが、彼女からしてみれば切実な問題なのである。

自らの力と、才人の期待に応えたいという想い…。

無事に魔法を唱えられれば、その二つを同時に満たす事になるのである。

それはルイズにとってこの上なく甘美なものであった。

「…うん、大丈夫」

「私ならやれる」

彼女は覚悟を決めるとベッドの上で立ち上がった。

そして、ワンドを握ると本に記されていた呪文を唱えはじめるのだ。

「(…お願い…成功して…)」

ルイズは心から祈った。

詠唱が終わると程なく目の前の空間にエネルギーが集まってくる。

しかも、それは爆発の類ではなく、何か生のある存在を召還したように見えた。

「やった、ほら見なさい!」

ルイズは強気に出ながらも胸を撫で下ろす。

少なくとも”ゼロ”ではなかったからである。

そんな中、部屋を包んでいく光。

そして、ゆっくりと視界が開けていくのだ。

「私だってやれば出来るんだから!」

「才人にも見せてあげたかったわ…………、え??」

勝ち誇るルイズだったが、目の前のそれを見て固まってしまう。

そう、全く予想しない生物を呼び出してしまったからであった。

厳つい顔つき、茶色い髪の毛。

筋肉質な日焼けした肌。

それは才人と同じ人間である事は疑いない。

「嘘でしょ…?」

天を仰ぐルイズ。

「ど、どうしよう…これ」

”使い魔”として召還した才人はいざ知らず、眼前の男はそうではないのだ。

それゆえに処置に困ったのである。

まさか、山に捨ててくる訳にもいかないであろう。

だが、気が重いのも事実であった。

何しろ彼と同じ種族とは思えない、知性のかけらもない風貌。

また、身体は二回りほど大きく、ただでさえ小柄なルイズはそれだけで圧迫されてしまいそうであった。

「(…こ、困ったわ…)」

少しだけ身を丸め困惑する少女。

「ん?おめぇ誰よ?」

「そもそもここは何処だ?」

すると、そんなルイズに男が声をかけてくる。

「こ、ここはトリステイン王国よ、貴方は私の魔法で召還されたの、あ、有り難く思いなさい」

すぐに彼女は弱々しくもそう切り返した。

召還獣如きに舐められる訳にはいかないのだ。

「はあ?トリス店だ?」

「何処のキャバクラだよ?」

「きゃばくら?」

「ランパブか?とにかく俺はそんな店に入った覚えねえぞ?」

「金なんか持ってねえからな」

すると、未だに状況の飲み込めない男は不機嫌そうに立ち上がった。

ベッドの上に乗っているルイズと視線がほぼ同じ高さに来るほどの長身。

また、横幅もそれなりに有しており、オークやドワーフを彷彿とさせる肉体であった。

そして、彼はルイズの方に迫ってくるのである。

「ひっ、大人しくしなさい!」

彼女は咄嗟にワンドを振り上げた。

召還獣に遠慮する意識はない。

そのまま木製のワンドは男に叩きつけられる筈であった。

…ガシッ

「ええ??」

だが、それよりも早く男の手が腕を掴んだ。

「いやっ」

程なく宙を浮くルイズ。

そう、彼は彼女の両脇を抱えると、そのままベッドに叩きつけたのだ。

「痛っ……ぁ……」

ルイズの中に目がくらむほどの衝撃が走る。

気を失うまでには至らなかったが、すぐには動けそうになかった。

それほどまでに容赦のない男。

そして、当の本人は部屋のドアを開けると、外を確認していた。

「(…な、何してる…の……?)」

彼女には彼の行動が理解できない。

そんな矢先、男は満面の笑みでルイズの元へやってくる。

「へへへ、どうやら怖い兄ちゃんはいないみたいだな」

「テレビカメラもないようだし、お前で一発抜いてさっさと退散するか」

そう、彼に異世界に召還されたという認識はないのだ。

「しっかし、驚きだな…この店はこんなガキを働かせてるのかよ」

「まぁ、でも遠慮はしないぜ?」

「何しろ、こちとら3年ぶりの女だからよ」

ベッドに上がると、下着を捲りながらほくそ笑む男。

「…いやぁ……、離れなさい…」

「召還獣の分際で……」

ルイズは身体を動かそうと務めながら、必死に言葉で嫌々を繰り返す。

「ん?ここはイメクラなのか?」

「へへ、まあハメれるんなら、どこでもいいがな」

男は彼女には理解できない言葉を紡ぎながら、ズボンを下ろしはじめた。

「…ひっ?????」

その時になって、ようやく状況を把握するルイズ。

しかし、それは決して受け容れられないものであった。

「やめなさいっ…ケダモノっ!」

「これ以上近寄ったらタダじゃおかないわよっ!」

ルイズはその綺麗な髪をかき乱しながら必死に叫び続ける。

だが、一向に身体に意思が伝わる様子はない。

それがいっそう、彼女の恐怖心を煽るのである。

「(…いや、こんなのいや…)」

「(…才人…助けてっ……)」

ルイズはいつも傍に居てくれる存在の顔を思い浮かべた。

しかし、彼はここにはいないのである。

そして、自らの手で切り抜けようにも体格差は歴然であった。

如何に彼女が力には自信があっても、如何ともしがたいであろう。

その上、身体はまだ動かないのである。

「ぐへへへえ」

男は下半身を剥き出しにすると、更にルイズとの距離を詰める。

既に隆々と勃起にした男根。

それはその肉体に相応しく野太く、不気味に反り返っていた。

そして、先端からは透明の粘液が滲んでいる。

「ひっ、き、気持ち悪いっ…」

「気持ち悪いだと?商売女の分際で客をバカにするとはふざけた女だ」

男はひたすら勘違いしたまま声を荒げた。

だが、彼は金を払う気はないのである。

何処までも身勝手な男。

しかし、ルイズはそんな人間に為す術なく組み敷かれているのだ。

「今、たっぷりと教育してやんぜ」

男はショーツに手をかける。

「いやあ、離してっ!」

ルイズは涙を浮かべながら嫌がったが、男が手を緩める様子はない。

彼はショーツをずらすと、その奥にある花弁を露わにする。

まだ未開拓の端正な肉壺。

本来、それを拝めるのは彼女と一生を誓ったものだけである。

それが何処の馬の骨ともわからない男に触れられようとしているのだ。

気品の高いルイズにとってはそれだけで目が眩みそうな状況であった。

「へへ、まるで処女みたいなマンコだな」

「待ってろ、すぐに濡らしてやるからよ」

「い、嫌っ……ひぃ…」

その瞬間、彼女の下半身から衝撃が伝わってくる。

そう、男はショーツをずらしたまま指で秘部をなぞりはじめたのだ。

力任せに花弁の輪郭をなぞっていく指先。

それは奇妙な感覚をルイズにもたらすのだ。

「…うぅ……やめてえ……」

彼女は顔を真っ赤にしながら天井の方に視線を向けた。

身体が動けば間違いなく顔を覆っていたであろう。

それほどまでに恥ずかしい感触。

しかも、火照るような熱が下半身から溢れはじめていた。

痺れるような疼痛。

それはルイズがこれまで味わった事のない感覚である。

「ふふ、もう感じはじめてんのか?」

「さすが男に事欠いてないだけあって、身体は正直だな」

「ち、違う…、そうじゃないっ」

「ん?じゃあこれはどうなんだよ?」

男はそう言うと、これまで表面だけをなぞっていた指を秘肉の中へと押し入れる。

「…ひぁぁ」

目を見開くルイズ。

同時に自らの股間にある穴の奥から生温かいものが滲んでくるのがわかった。

それは、いわゆる”月のもの”ではない。

下半身に絡みつくベトベトした汁であった。

そう、男が秘部を抉った事により、内側に溜まった愛液が僅かではあるが漏れていたのだ。

それは花弁を伝うように広がり、やがて指の動きに押し出され尻の方へと垂れ落ちる。

そして、それによっていっそうルイズの火照りは増していくのだ。

「(…どうしてこんなに熱いの…?)」

「(……うう……どうして…?)」

彼女はただただ困惑を続けた。

決して今の状況を望んではいないのだ。

だが、身体から湧き上がってくる微粒子には心地よさのようなものが含まれている。

それは到底、納得のいく状況ではなかった。

「くく、そろそろだな」

「あ…………」

その刹那、男の指が秘部から離れた。

秘肉は既に満遍なく愛液に満たされており、離れていく指に粘液が絡みつくほどになっている。

そこへ彼は男根をあてがうのだ。

「…ひっ、熱いっ……」

指とは比べものにならない火照りを纏った肉棒。

しかも、太さは桁違いなのである。

「い、嫌……、ダメ…っ…」

「それだけは…ダメっ…」

その衝撃にこれまで魘されるように戸惑っていたルイズが我に返った。

そう、その場所は守らなければならない場所なのだ。

自らを守ってくれる存在のために。

「(…お願い…動いて…)」

「(…お願いっ…)」

ルイズは必死に祈った。

すると、不意に彼女の身体がオーラを纏いはじめる。

自らの持つ力の開放。

それが間近に迫っている事は明白であった。

だが、その時、男根が秘部の中へと押し込まれるのだ。

「ひぎぁ…!」

強烈な圧迫感。

無理もない、幼さを残したルイズにとって余りにも太い男根なのである。

それを物語るように秘部は広がり、愛液はだらしなく涎のように垂れ落ちていた。

そして、その衝撃によって彼女から湧き上がろうとしていた力が終息に向かうのだ。

万事休すである。

「うぅ……どうして……」

顔を歪めるルイズ。

しかし、嘆いてばかりもいられない。

何しろ、挿し入れられた男根が処女膜を奪おうとしていたからである。

焼けるような感触と共に湧き上がる苦痛。

「…あぁあ…もう…許して…」

「お願い…これ以上は…いやああああああ…」

ルイズは辛うじて動く指先を震わせながら必死にもがいた。

男を完全に受け容れてしまうと同時に大事なものを失ってしまうような意識に苛まれていたからである。

それだけは嫌だったのだ。

「こいつは驚いた、お前処女だったのか」

だが、男にルイズを労ろうとする気持ちは毛頭ない。

そればかりか、生娘を相手にしている事に征服欲を刺激されていた。

そして、更にねちっこく男根を押しつける。

「…ひぅっ…い、痛い…」

その度に歪む処女膜。

これならいっそ一気に貫かれた方が楽という責めであった。

もっとも、どう転んでもルイズには絶望しか待っていないのである。

「(…才人……………)」

彼女はただ大事な男の姿を心に描いていた。

未だに捨てきれない、助けに来てくれるのではないかという想い。

しかし、それは夢物語に過ぎないのだ。

…じゅぷ…

「…痛いぃ……」

程なく、下半身から焼けるような痛みが生まれはじめた。

無論、それは破瓜の衝撃である。

同時に秘部からは滲むような液体が流れ、それはずらされたショーツへと染みこんでいく。

「へへへへ、どうだ?処女を奪って貰った気分は?」

「最高だろう?」

「もちろん、俺が客の扱いってのを教えてやるぜ、へへ」

男はまるで悪びれる様子もなく、苦痛に肩を震わせるルイズを満面の笑みで眺めていた。
経験豊富な男でも、このようなシチュエーションにはそうそうお目に掛かれるものではないだろう。

「もっと愉しませてやるからな」

そんな中、男は腰を密着させると、今度はルイズの胸へと手を伸ばした。

「いや………いや……」

彼女は茫然自失の状態で、未だに処女を失ったショックを引きずっている。

それをいいことに、男は薄いランジェリーを剥ぎ取ると、剥き出しになった乳房を鷲づかみにするのだ。

そして、容赦なく小振りな乳房を愛撫していく。

何処までも自分勝手な動き。

「(…痛い………才人……痛い…)」

それでもルイズは彼の姿だけを追い求めていた。

今の彼女にはそれに縋るしか自我を維持できないのである。

野太い男根が出入りを繰り返す秘部。

手の痕がつくほどに揉みほぐされる乳房。

その苦痛から逃れるためにも。

「ちっ、もっと声出せよ」

だが、そんなルイズの反応に男は不満を露わにすると、次の行動に移った。

そう、彼は彼女の腰を抱えると、交わったまま彼女を上にしたのだ。

いわゆる、騎乗位という体位である。

「…ひぁ??」

不意の変化に目を丸くするルイズ。

「ほれ、今度はお前が動けよ?」

「動かなかったらタダじゃおかねぇぞ?」

だが、男は再び両方の乳房を掴むと声を荒げた。

「そ、そんな……」

「そんなじゃねぇ!さっさとやれ!」

「ひっ…」

容赦なく浴びせられる罵声にルイズは顔を歪める。

育ちゆえに怒られ慣れていないのだ。

否が応でも萎縮してしまう身体。

しかし、我を張る事も出来ず、彼女はようやく動くようになった身体に鞭を入れるのである。

「…あぁ……やっ………」

身体の内側から伝わってくる男根の感触にルイズは怯えたような声を上げた。

だが、乳房をしっかりと押さえられているため後ろに下がる事も出来ない。

その上、破瓜の衝撃により足腰は自らを支えるのが精一杯になっていた。

そのため、秘部は限界まで広がり、肉棒に食い込んでいるのだ。

「(…いやあ……焼けちゃう……)」

「(…こんなの…嫌………)」

その感触を一身に受けながらルイズは男の上で悶えた。

気を抜けば、本当に身体を貫かれてしまうのではないかと思えるほどの圧迫感。

いつしか瞳からは大粒の涙が溢れ、頬をベタベタに濡らしている。

「ほら、止まってんぞ?」

「…うう………」

ルイズは急かされながら、再び腰を動かしはじめた。

生々しく伝わってくる肉音。

それが、いっそう彼女の心を苦しめるのだ。

「…もう……許して……」

「お願い……します…………」

そして、自らより明らかに格下の身分のものにそう願うのである。

それは普段では考えられない恥辱的な行為だった。

「はぁ?ナマいってんじゃねえよ」

「男を喜ばせるのがテメェの仕事だろうが!」

だが、男は当然のようにそう言い放つ。

処女であった事がわかっても、商売女を相手にしているという意識は変わっていないのだ。

それでも、あまりにルイズが拙いため、いつしか彼の方も腰を動かしはじめていた。

…じゅぷ…

容赦ない突き上げ。

それは彼女の身体を持ち上げてしまうのではないかと思うほどに激しいものであった。

まさに自らの快感のみを追い求めた動き。

「…うぅ…痛い……」

「…お股……裂けちゃううう…」

ルイズはそんな責めに晒されながらも、逃れる事も出来ず悶え続ける。

秘部は完全に充血し、ショーツに染みこんだ破瓜の血は次第にその範囲を拡げている。

そこを赤黒い肉棒が我が物顔で浸食していくのだ。

「はぁ……はぁ…痛い……」

息を切らしながらそれに耐えるルイズ。

顔を濡らす涙と汗。

既に視界すら覚束ない状況であった。

「けっ、痛いしか言えねぇのか?このメスブタが」

「仕方ねぇな、そろそろ出してやるとすっか」

そんな中、男はおぞましい未来図を口にする。

もっとも、今のルイズにはそれが何を意味しているか理解していない。

痛みと屈辱を堪えるのに精一杯だったのだ。

そんな中、次第に動きを早めていく男根。

これまでも遠慮している事はなかったが、小刻みに膣壁へと擦りつけられる。

「…うぅ……うう…」

ルイズは間断ない動きに耐えきれず、半ば男に覆い被さるようにして自らを維持していた。

そんな時である。

…びゅく…どぴゅ…びゅるるる…

男根が膣内で勢いよく精液を噴き上げたのだ。

まるで焼けるような体液。

「…ひぃ……熱い……熱いの溢れてるぅ…」

「いやぁ…これ以上…出しちゃダメえええ……」

その衝撃にルイズはいっそう顔を歪めていた。

腰を引こうにも男の手によって固定され逃げる事も叶わない。

そして、為す術なく男の子種を子宮へと導くのだ。

瞬く間に逆流する精液。

それは愛液や破瓜の血と混じり、生々しくルイズの太股を流れていた。

 

こうして、彼女の苦難が幕を上げるのだ。

 

つづく