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■使い魔の使い魔(中編)■




それから暫くの時間が経過していた。

「……………………」

ルイズは一人ベッドで伏せっている。

未だに疼痛の止まない股間。

そこは隠す事もなく剥き出しになっており、今もうっすらと精液が逆流を続けていた。

気高い少女とは思えない惨めな姿。

「………うぅ…………」

そんな中、ルイズはおぞましい現実に苛まれていた。

どう足掻いても処女を奪われたという事実が消える事はない。

それが例え事故であったとしても、相手は何処の馬の骨ともわからぬ男なのだ。

下賤の者と交わった女として生涯蔑まれ、哀れまれる事になろう。

いや、それはいい。

しかし、その事を才人に知られた時…彼がどんな目で自分を見るのかが怖かった。

唯一の救いは先ほどの男がここにいないという事である。

彼は魔法も使えない異世界人なのだ。

ましてや才人のような特殊な力を持っているとも思えなかった。

そんな男が外に出て無事で済む筈がない。

不審者として捕えられ投獄されるか、右も左もわからない原野で野垂れ死ぬのが関の山である。

それはルイズの願いでもあった。

少なくとも彼がいなくなれば、その事実を知る者は自分だけなのである。

「…お願い………」

彼女はきつくシーツを握りしめると男の不幸を願った。

そして、疲弊した心と身体を休めるべく瞳を閉じるのだ。

目が覚めた時、全てが終わっている事を信じながら。

……………………

…カチャ

だが、それは無情にも打ち砕かれる。

そう、ドアを開けたのは先ほどの男であった。

少なくともその風貌に何か一悶着があった様子はない。

また、焦っている素振りもなく、あたかも散歩から戻ってきたかのような余裕が感じられた。

「………うそ……」

そんな彼の姿に、ルイズはいっそう心を重くする。

「へへへへ、そうだったのか」

すると、男は妙に納得した様子で彼女の方に来ると、跳ねるようにベッドに腰を下ろした。

「な、何が……?」

ルイズは不本意ではあったが、咄嗟に口を開いた。

逃げるように身体を丸め、大事な部分をシーツで隠しながら。

「へへ、ここが異世界だって事だよ」

「………………」

「お前が呼んだんだろ?俺を」

「………っ…………」

ルイズは顔を歪めた。

紛れもなくそれは事実だったからである。

「くく、やっぱりそうか、まぁ…本来ならタダじゃおかねえところだが、随分とここはいい世界じゃねえか」

「それに免じて許してやるとするさ」

「こうして性欲処理もしてくれるしな、へへ」

そんな中、男はルイズの身体を舐め回すように眺めながら下品に笑った。

「………うぅ……」

それだけで身体の毛が逆立ちそうになる少女。

しかも、男の口ぶりではこの先も自らに絡んでくるつもりのようである。

それはとても許容出来る話ではない。

「ちょ、調子に乗らないでよね!」

「あんたなんか異物でしかないんだからっ!」

「これ以上、何かしたらタダじゃおかないわよっ!」

恐怖心はあったが、ルイズは逆上同然に攻勢へ転じた。

ハッタリではない。

自らのコネクションは決してバカにならないのだ。

恥さえ凌げば、手を回してこの男を処理するのは難しい話ではない。

「へへへ、身体もガキだが、頭の中もガキなんだな、お前」

しかし、男の方は余裕であった。

「う、うるさいっ」

「ホントにやるったら、ホントにやるのっ!」

ますます逆上するルイズ。

「それが無理な話なんだよ」

「え?ど、どうしてよ?」

「何しろ、俺はお前の使い魔なんだからよ」

「……………は…?」

彼女には男の言葉の意味がわからなかった。

自分の使い魔は紛れもなく才人である。

しかも、一人のメイジは一匹の使い魔しか持てないのが鉄則なのだ。

それが失われない限り。

「さ、才人に何かしたの!?」

その不安に達すると、ルイズの顔色が変わった。

「へへ、違ぇよ」

だが、どうやらそうではないらしい。

「その才人って奴は随分凄え奴らしいじゃねえか?」

「そ、そうよ!あんたとなんか比較にならないくらいね!」

「それよりも、何であんたが私の使い魔なのよっ?」

「それだよそれ」

「え?」

「実はな、外でハゲのおっさんに色々話を聞いてよ………」

男の話は単純明快であった。

彼は才人を異世界では英雄と謳った上で、ルイズが呼び出したのは使い魔としてではないと説いたのである。

また、その事実を彼女だけが知っており、それを気に病んだルイズが改めて儀式を行い呼び出したのが自らであると主張したのだ。

無論、契約はしていないし、そもそも契約出来ないのだから男の話は絵空事に過ぎないのであるが、才人のこれまでの実績が話に説得力を持たせたのであろう。

「そ、そんな…、嘘でしょ?」

「嘘じゃねえよ、お前のお仲間もみんな信じてくれたぜ」

「巨乳のガングロとか、メガネのもやしもよ」

「……っ…」

それはルイズにとって耐え難い展開であった。

この男はただの暴漢に過ぎないのだから。

「くくくく」

そうこうしているうちに、男は再びズボンを下ろしはじめた。

剥き出しになる男根。

それは未だに湿っており、否が応でも先ほどの記憶を呼び起こさせる。

「ひっ!?」

「驚くことはねえだろう?ついさっきハメた仲じゃねえか」

「それに、お前…ルイズだっけか?は、使い魔の面倒を見なきゃいけないだろ?」

「俺のチンポが疼いたら、ルイズが処理するのは当然じゃねえか」

男はさも当然のように言い放った。

「か、勝手な事言わないで!」

「だ、誰があんたなんかと!!」

ルイズは目を剥き出しにしながら叫んだ。

瞳からは無意識に涙が零れてくる。

これ以上の屈辱はそうないであろう。

「私が違うと言ったら、みんな信じてくれるわ!」

ルイズはそう言うとシーツにくるまりながら立ち上がった。

もう、この男の好きにさせる訳にはいかないのだ。

「へへ、それはちょっと都合が悪いな」

男はそう言うと、胸ポケットから液体の入った小瓶を取り出した。

そして、その液を男根に塗りはじめたのだ。

「…くっ」

おぞましい光景にルイズは目を背ける。

今の自分にとって大事なのは一刻も早くこの部屋を出る事であった。

まごまごしていれば、男に捕まってしまうであろう。

意味不明な行動を取っている今がチャンスとも言えた。

…ざっ

ルイズはシーツを纏ったまま、ベッドから降りると一気にドアの方を目指す。

俊敏さには自信がある。

振り切る事は造作もない筈であった。

「…え?」

だが、次の瞬間、ルイズの視線は床の方に向いていた。

そう、不意に体勢が崩れたのだ。

それは、彼女の身体を掴まれた訳ではなく、シーツの裾を男が足で踏みつけていたからである。

…バタッ

そのまま床の上に転がる少女。

しかし、それでもルイズはすぐに起き上がると、ドアの方に身体を向ける。

だが、そこまでであった。

目の前には男が立ちはだかっていたのである。

「へへ、残念だったな」

「すっぽんぽんなら逃げられたかも知れないのによ」

男はそう言うと、ルイズの頭を抑え込んだ。

「やっ…、触らないでよっ!」

彼女はそれを振りほどこうとしたが、力の差は歴然であった。

そればかりか、男はルイズの顔に男根を近づけていくのだ。

「…やっ、いやっ…」

そのおぞましい形と臭いに彼女は鼻白んだ。

しかし、完全に頭を固定されているため顔を反らす事すら叶わない。

「いやあぁああああ………」

目を見開き叫ぶルイズ。

そんな中、男根が一気に口内へと入り込んでくるのだ。

「…うぼうぅ……」

彼女は為す術なく肉棒を咥えさせられる。

口の中へ塩辛い感覚と共に甘い成分が広がっていくのがわかった。

それは先ほど男が塗り込んでいた薬品に他ならない。

「へへへ、マンコみたいにあったけえぜ…」

男はそう言いながら、しきりに男根を擦りつける。

まるで口全体に擦り込んでいくかのように。

「ふぁぶぅ……うぅ……う…」

その強引な動きがルイズを更に苦しめるのだ。

吐き気を催すような感触。

「(…く、悔しい……なんで…私がこんな目に…)」

彼女はそんな責めを受けながら、いっその事、男根を噛み切ってやろうかと思った。

いや、普段にルイズであればそうしていたかも知れない。

だが、不思議とその領域に踏み込めなくなっていたのである。

「(…ど、どうしちゃったの……?)」

ルイズは自分でも理解できなかった。

苦しいはずなのに、急速に男根に惹かれているのだ。

そして、形や生臭さにまで愛着が生まれはじめていた。

「(…どうして……どうしてなの…?)」

それは、彼女にとってこの上ない屈辱であろう。

また、それは形として男に屈服している事を意味しているのだ。

「(…いや…、こんなの嫌……)」

しかし、ルイズのそんな想いとは裏腹に、彼女の舌は竿に絡み、唇はしっかりと食い込んでいた。

「へへ、効果覿面じゃねえか」

「(…ど、どういう事…?)」

彼女は視線を男の方へ向ける。

「ふふ、お前の友達の……モンモンだったか?」

「そいつは何でも薬を作るのが得意とか抜かしてたんで、作ってもらったのさ」

「苦手なものを好きになれる薬をな」

「(…そ、そんな………)」

ルイズは愕然とした。

男が言うモンモンとはモンモランシーという少女の事であり、彼女の実力を持ってすればそのような薬を作るのはたやすいことであろう。

そして、自らに訪れた変化も頷けるのである。

もっとも、だからといって納得のいく話ではない。

「(ダメよ…ルイズ……)」

「(…負けちゃ…ダメ…)」

ルイズはそう自分に言い聞かせると、必死に男根から離れようとする。

既に男は腰の動きを止めており、顔は固定されていたものの肉棒に触れないだけなら、さほど難しい話ではなかった。

彼女は絡んでいた舌を丸め、唇を竿から浮かせる。

「……ふぁぁ…ぅ…」

すると、その刹那、強烈な焦燥感が襲いかかってくるのだ。

「…ふぁぶぅ…ちゅぷ…」

すぐに男根を咥え込むルイズ。

舌は先ほどよりもねっとりと絡み、亀頭を愛でるように唾液で満たしていく。

また唇も絶え間なく肉棒に絡むと、その熱をしきりに味わっているのだ。

「(…うぅ、嫌あ…………やめてえ…)」

彼女は心の中でそう拒絶したが、その心すら風前の灯火である。

とにかく男根が愛らしくて仕方ないのだ。

それ以外、何も考えたくなくなるほどに。

「へへへ、ようやくその気になったようだな…」

「チンポを味わうにはただ咥え込んでるだけじゃダメだぞ?」

「出し入れを繰り返して、全体に舌を絡ませるんだ」

「それと、チンポにしか興味のないお前に、チンポをくれた男に心から感謝するのを忘れるなよ?」

「ううう………」

「ちゅぷ………ちゅぽ…」

ルイズはその言葉を受け止めると、顔を前後に動かしはじめる。

言われたとおり男根を出し入れさせながら。

また、唇をしっかりと窄め、唾液を絡めながら竿を扱くのだ。

「(…うううぅ………)」

無論、完全に納得している訳ではなかった。

だが、もはや歯止めが利かないのである。

その証拠に、先ほどまで顔を見るのも嫌だった男に対してまで、愛着と崇拝の念が生まれはじめていた。

それほどまでに強い男根への意識。

そして、それを示すかのように休みなく奉仕を繰り返すのだ。

「…じゅぷ…くちゅ……じゅるる…」

「ちゅぽ……ちゅる…くちゅ…」

汚らしい水音を立てながら何度も男根に絡みつくルイズ。

その表情には笑みさえ浮かんでいた。

「(…うぅ…嫌い……嫌いなのに…)」

だが、未だ心は完全に屈してはいない。

「へへへ、そろそろ出してやるから奥まで咥え込むんだ」

「…じゅぷ……くちゅ…」

もっとも、ひとたび男から声が掛かれば、為す術なくそれに倣うのだ。

「…ちゅぷ…ぅ……」

喉にまで届く程にルイズは男根を咥え込む。

決して楽な状態ではなかった。

しかし、口全体で温もりを感じられているという悦びが苦痛を上回っているのである。

…じゅぽ……

そんな中、男は自ら腰を動かしはじめた。

まるで、ただの穴でも使っているような態度。

「…じゅる………ぐぽ…」

それでもルイズは必死にそれを受け止めていた。

…びゅく…びゅるるる…

こうして、何の予告もなく精液が放たれはじめる。

それは彼女の喉に打ち付けられ、逆流しながら口内へと広がっていく。

「ふぐぅあぁ………」

青臭い白濁液に戸惑うルイズ。

だが、すぐに心と身体はそれを甘受していくのだ。

何しろ、愛しい男根から放たれた汁なのだから。

 

 

「……………………」

ルイズは一人、床にへたり込んでいた。

そして、今更ながらに恐怖を覚えている。

今も口内に残る心地よい温もり。

再び男根を向けられれば、今度は自分の方から咥え込んでしまうであろう。

彼女にそれを抑える自信はなかった。

その現実が自らの胸を締め付けるのだ。

「(…どうすればいいの……?)」

「(こんなんじゃ……才人に会わす顔…ない…)」

それは、大事な存在を幻滅させてしまう事でもあった。

しかし、今のままでは自らに打つ手はないのである。

「(と、とにかく…モンモランシーに解毒剤を作ってもらわなきゃ…)」

ルイズはそんな事を考えていた。

その時である。

「へへ、また回復してきたぜ」

再び男が彼女の方へやって来たのだ。

男根に薬を塗りつけながら。

それは既に八割ほど勃起しており、反り返るように天を突いていた。

「………ひぅ………」

ルイズはそれを見ただけで蕩けそうな気持ちになってしまう。

同時に瞳は潤み、唾液が溢れてくるのがわかった。

どんな決意も男根の前には無力なのである。

「ほら、そこに四つん這いになってケツをこっちに向けるんだ」

「…え……?そ、それって………?」

不安を顔にするルイズ。

無論、それは男根を咥えられないという現実に対してではない。

先ほどの薬が塗られた肉棒と交わえば取り返しがつかない事になると思ったからである。
そう、身体が男根に隷従してしまうのだ。

そうなれば、男を求める欲求から逃げる事は出来ないであろう。

それはルイズという個の崩壊を意味していた。

「だ、ダメ…そ、それだけはダメっ…」

ルイズは這うように男と距離を取る。

しかし、彼の方を見れば男根が視界に飛び込んでくるため、その動きは鈍い。

致命的な事態になる事がわかっていても、逃げられないのである。

「くく、その割には俺を待ってるみたいだぜ?」

「(…うぅ…、ダメ………)」

「(助けて……才人…っ………)」

ルイズは白馬の王子様の姿を必死に思い描いた。

だが、目の前にいるのは似ても似つかない風貌の男である。

しかも、彼女はその男根に心を奪われかけていた。

「さあ、いっぱいハメましょうねえ」

男はまるで子供でもあやすかのようにルイズの尻を抱える。

そして、未だ破瓜の記憶冷めやらない秘部に男根を押しつけるのだ。

…ちゅぷ…

「ひっ……」

ルイズは足をばたつかせながら抵抗したが、男の力の前には無力でしかなかった。

そんな中を野太い男根がゆっくりと肉に埋まっていく。

花弁は無惨に拡げられ、そこからはねっとりとした愛液が零れはじめる。

そして、先ほどとはまるで違う温もりが下半身から湧き上がってくるのだ。

「…ああぁ……ぁあ…」

「どうして………どうしてなのぉ……」

ルイズは何度も首を振った。

だが、湧き起こる快感は事実であり、それは痛いほどに脳を焦がすのである。

「…うぅ………熱い……」

いつしか彼女は逃げる事も忘れ、男根を受け容れていた。

口元から無意識に零れる涎。

また、尻は自らの意思で突き出され、悩ましく揺れるのだ。

「くく、どうだ?俺のチンポの味は?」

「……くっ……ぅ………、…き……気持ち……いい……」

それは紛れもない本心であった。

むりやり処女を散らされた事実など、今のルイズには関係のない話だった。

とにかく男根が気持ちいいのだ。

他には何もいらない程に。

「へへへ、なら自分で腰を振ってたっぷり味わうんだな」

「………う、…うん」

ルイズは男に言われるがままに腰を振りはじめた。

…じゅぷ…じゅぷ…

それはとても二回目の交わりとは思えない甘くスムーズなものである。

そして、自らの意思で動くことにより、更なる快感が込み上げてくるのだ。

「…はぁ…はぁ…ぁ……気持ちいい……」

「熱いの…私の中に広がってる………」

まるで魘されているかのようにルイズはその感触を口にしていた。

だが、身体はそう簡単には満足せず、更なる高みを求め男根を貪っていくのである。

…じゅ…じゅぷ…じゅぽ…

次第に浅ましくなっていく腰つき。

尻は何度も男の腰にぶつかり、秘部は限界まで歪んでいた。

「ああぁ…ん…いいのぉ……気持ちいいのぉ……」

「太いの…奥まで来てるぅぅ……」

ルイズは身も蓋もなく叫んだ。

もう心まで完全に屈している。

「へへ、なら一生俺に尽くすと誓えるか?」

「は、はい!誓います……一生尽くしますっ!」

それを物語るかのように、男の言葉にも素直に頷くのだ。

その表情は完全に牝そのものであった。

この先、ルイズは男のどんな命令にも喜々として従うであろう。

それがどんなに惨めな事であっても。

「あぁん……気持ちいい……」

「はぁ…はぁ…もっとぉ……もっとちょうだい……」

しきりに腰を振りながらおねだりを繰り返す少女。

「くく、仕方ねえな、俺も動いてやるとするか」

「あぁ…ん、嬉しい…」

ルイズは満面の笑みを浮かべながら、更に腰を高く突き上げた。

…じゅぽ…ぐちゅ…

容赦なく押しつけられる男根。

それは優しさの欠片もない動きである。

「ああん…凄い…」

「壊れちゃうくらい気持ちいいのぉ…」

しかし、ルイズにとってはこのくらいがちょうど良かった。

野太い感触。

火傷しそうな火照り。

それが彼女の脳裏に擦り込まれていくからである。

「あぁ…はぁ…はぁ…」

そして、程なくルイズの中に何かが込み上げはじめた。

まるで宙を浮くような感覚。

それは、絶頂に他ならない。

「あぁぁ…来る……ぅ……、何か来るのぉ…」

彼女は髪を掻き乱しながら叫んだ。

そんな中、それは増幅され一気に身体を貫くのである。

「あぁぁぁ…はぁぁあああぁ…」

まるで壊れたレコードのように掠れた声を放つルイズ。

同時にこの上ない快感が全身を包むのだ。

「へへへ、イっちまったようだな」

男はそう言いながらも、手を緩める様子はなかった。

半ば糸の切れたようなルイズを抱えると更に激しく腰をつく。

「…ぁぁあ……あぁ…」

すると、その衝撃によって彼女は現実に引き戻されるのである。

無論、待っているのは更なる快感であった。

「はぁ…はぁ…気持ちいい……」

「…もっと…もっと…」

ルイズは飽きる事なく快感を追い求める。

もはや、それ以外は何も見えていなかった。

…じゅぷ…ぐちゅ…じゅぷ…

部屋に響く生々しい肉音。

「へへ、そろそろ俺も出すぜ?」

「…はぁ…ああぁ…う、うん…出して…」

ルイズは男の言葉に頷くと、ねっとりと腰を押しつけはじめる。

まるで膣壁を擦りつけるような動き。

それは自らも再び絶頂を得ようとする貪欲さの賜であった。

…ぐちゅ…じゅぽ…くちゅ…ちゅくっ…

激しく出入りを繰り返す男根と、その全てを包み込もうとする秘肉。

それが焼けるような快感をルイズにもたらしていた。

「ああぁ…また……また来るのぉ…」

「へへ、なら一緒にイくか?」

「う、うん…一緒に…一緒にぃ…」

…びゅく…どくっ…

男の短い呻きとともに、大量の精液が膣内に弾けた。

「…あぁぁぁ……またイくぅぅぅぅ…」

その衝撃により達する少女。

そして、少しでも多くの精液を搾り取らんとするように肉棒を締め付けるのだ。

その結果、溢れんばかりの白濁液が放たれ、それはだらしなく結合部から外へと漏れていく。

汗と共に太股を伝いながら。

「…あぁ……温かい…」

ルイズはそれをただ幸せそうに受け止めていた。

いつまでも男根の温もりに酔いしれながら。

 

こうして、彼女は堕ちていくのである。

何処までも深く濁った場所に。

それを止められる者はもはやいないのだ。

何しろ、ルイズがそれを望んでいないのだから。

 

つづく